まんがタイムきららをゆるく見る

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RPG不動産の2期が来るかも

追記(2023/2/27):RPG不動産2期の発表はありませんでした.以下,当時の記述をそのまま残しておきます.

はじめに

ここ最近のRPG不動産の本誌掲載順は決して芳しいものではありませんが、今月(2023年2月)のキャラットの表紙・巻頭カラーは獲りました。しかも単行本と同日発売です。ただ今回の表紙・巻頭カラー+単行本同時発売については奇妙な点が2つ(+α)あるので、紹介したいと思います。

1. キャラット発売日の変更

まんがタイムきらら各誌の発売日は基本固定ですが、固定の発売日が土日祝日と被った場合は発売日が繰り上がります。ただ今回キャラットは28日が平日にもかかわらず、発売日をわざわざ繰り上げています。これは2月だからというわけでもない(去年は普通に28日発売でした)です。
なおここ10年でキャラット本誌と単行本発売日を被せてアニメ化発表をした作品はアニマエールのみで、アニマエールについてはその月は28日が日曜日でもともとキャラット本誌発売日繰り上げのタイミングだったため、意図的かどうかは微妙なところです*1

2. 単行本の発売日変更と連載ペース

RPG不動産5巻は当初版元ドットコムでは11月発売予定(9月に判明)でしたが、11月に入る時点で2月発売に延期になっていました。当時はアニメの作業の余波で連載を何回か休むのかと思っていましたが、2022年の休載は10月号(7月28日発売)の一回のみで、以降は1回も休載することなく毎回10ページ載っています。単行本発売が延期になった理由は何かあるはずですが、連載は本誌に載っていることから少なくとも体調面ではないことは明白です。したがってこの発売を延期している割には連載が滞ることもないという状況は作為的に作られているのではないか?と感じてしまうのです。*2

+α. 帯デザインの非公開

普段は単行本の表紙デザインは帯あり、帯なしの両方のパターンが同時公開されます。しかし先月のキャラット発売日にRPG不動産5巻の表紙デザインが初お披露目になりましたが、帯ありの表紙デザインの公開はされませんでした。この場合は帯で何かしらの宣伝をするために、意図的に隠している可能性があります(例:ぼっち・ざ・ろっく!3巻)。ただしそういった告知がない場合もあるので注意が必要です(例:紡ぐ乙女と大正の月3巻)。

ex. KADOKAWA視点での分析

さてKADOKAWAサイドの視点から見た続編可能性の話ですが…意外とあるかもしれない、と私は考えています。KADOKAWAの2023年3月決算期第一四半期の決算資料を見ると映像部門の収益でRPG不動産は9位につけており、そこそこ好調だったことがわかります*3。またRPG不動産の宣伝は明らかに消極的だった(放送終了後のファンイベントの開催なし、先行上映会なしといった具合)ものの、逆に宣伝費を抑えられた結果収益が安定した可能性があります。おまけに原作ストックもそこそこあることから、KADOKAWAから見て意外と悪くない選択肢に見えてもおかしくないのではないか、と思います。

まとめ

というわけでRPG不動産の2期可能性についてまとめました。こうしてまとめてみると、意外とありそうに見えてきます。しかし昨年8月には本誌表紙巻頭カラー+単行本発売同日+帯デザインの非公開までやっておいて特段の発表がなかった紡ぐ乙女と大正の月のような例もある*4ため、期待しすぎず待つのがよいかと思います。

*1:当時は本誌・単行本含め土曜日発売は普通に行われていました。現在は土曜日も発売繰上げ対象で単行本は直前の平日までの繰上げ、本誌は一律2日の繰上げが基本と思われます

*2:単行本用のカラー原稿を描ける環境を一時的に喪失していた可能性もないわけではないと思いますが、読者プレゼントの年賀状はカラーイラストですし、仮にそうだとしてもわざわざ2月まで延期する?という疑問を解決できないです

*3:KADOKAWAの関わった同期アニメではであいもんやデート・ア・ライブを上回っている

*4:もっともこのケースでは28日が日曜日だったため本誌の発売はもともと2日繰り上がるはずで、単行本のほうも27日が土曜日だったことで1日繰り上がったため、結果的に発売日被りになってしまった可能性が高いです。帯デザインの遅れは理由がよくわからないですが